

プランニング時に工場・現場を見学して感じた事ですが、作業時には当然木片、
木屑などが排出されますが、作業ごとに清掃し、次の作業に取り掛かるとのことです。
この整理整頓、清掃の心こそが、全ての事に通じる事と感じます。
設計プランニング時には当方の納得いくまでとことん打ち合わせをして頂き、各種アドバイスにより家相と実用性に基づいた理想的なプランの自宅が完成しました。
工事途中でもその都度非常にきめ細やかな打合をして頂きました。
中でも、コンセント、電話、TV、LANの設置位置、キッチンの設備配置、トイレの手すり、ペーパーの設置場所、ベランダの物干しの高さの位置合わせに至るまで驚くほどきめ細やかな打合せがありました。
大引、梁、通柱など、主要な部材には自社で1~2年自然乾燥した無垢の木を使用しているとの事。最近他社主流の集成材は経年変化で接着剤のはがれが恐ろしく、主要部材には使えないと社長の言です。
木は無垢の天然木、壁は土壁と珪藻土並びに珪藻クロス等を利用し、ひと夏越し、とても涼しく快適な生活を送っております。高校に通う娘は、同級生に「通学カバンから木の香りがする」と言われたそうです。
基礎部分の束は他にない位太くしっかりしたものです。床を支える木の間隔は15センチ間隔で、他社ではピアノを置くなどの重量物が有る場合、補強工事を行いますが、特に補強工事を行わなくても普通にピアノが置かれるとのこと。
また、エアコンの取り付け用の穴は決して柱、筋交いを傷つけることなく部屋の中心の理想的な設置場所を選択していただきました。